こち吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ
 
 世に稀な出世を遂げ、右大臣にまで上り詰めた菅原道真は、それをねたむ時の左大臣藤原時平らの讒言により、筑紫太宰府へ左遷の身となります。
 無念の月日を送る道真は、随神・拆雷とともに天拝山に上り、無実であることを天皇に訴えることを決意し、都へ上った後に藤原時平を成敗します。

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